将棋強くなるにはどうしたらいいですか、って時に「詰将棋をする」というのが1つありますよね。
詰将棋するとどうして強くなれるのか、について書いていきたいと思います。
詰将棋の取り組み方として
①短手数の問題を大量に解く
②長手数の問題を時間かけて解く
の2パターンあるとおもいます。
(その間をとったようなのもありますけども。。)
②の長手数の問題を時間かけて一生懸命読むのは、深く読む力が鍛えられます。
読むのを面倒くさがらない習慣が付くとか、集中力が付くとか、そういったことですね。
ひとまず②のほうは置いといて、今回は①の"短手数の問題を大量に解く"ことによる詰将棋の効果について書いていきます。
短手数の問題をたくさん解いて、どういった効果があるかといえば、まずは詰みの形をたくさん覚えられるということです。
実戦で1手詰や3手詰の局面が出てきたときに、きっちり相手玉を仕留めることができるということです。
形を知っていれば「これは詰みだ」とすぐ気づくことができます。
形を知らなければ気づくのに時間がかかりますし、ひどい時には詰みを見逃してしまうこともあります。
詰ませられる局面できっちり相手玉を詰ませられるようにならなければ、将棋は勝てません。
当たり前といえば当たり前かもしれません。
詰みを逃したせいで、相手に自玉を詰まされてしまって負けたパターンってありますよね。
これを繰り返しているうちは、勝てる将棋も勝てていないということなので、いつまでたっても負けっぱなしのままです。
そんなわけで、詰みの形を覚えて、その局面になった時に「詰みだ!」と瞬時に気づける能力は、将棋を勝つためには非常に重要な能力なのです。
そしてこの能力を鍛えるためには、ひたすら短手数の詰将棋を解くことです。
200問くらいで1冊になった詰将棋本がありますが、ああいった本をとにかく繰り返してやり込むのが大事です。
1通り解けたから終わり、というのではトレーニングになってません。
1問をどれだけ短時間で解けるようになるか、というのが大事ななので、繰り返しやり込むのです。
もちろん10周や20周すれば問題を覚えてしまうかもしれませんが、むしろそのくらいが丁度いいのです。
形を覚えるためにやってるのですから。
将棋を始めたてだったり、指しても全然勝てないという人は1手詰、そこそこ将棋やってきた人は3手詰あたりに取り組むのが良いでしょう。
最初は1問解くのに30秒や1分、あるいはそれ以上かかるかも知れません。
これをとにかく繰り返し解いて、1問を10秒や5秒や程度で解けるようにするのが大事です。
実戦で1手や3手詰の詰み筋気づくのに1分もかかってたら、全然勝ちに結び付きませんからね。
ということで、今回は
"①短手数の問題を大量に解く"ことで"瞬時に「詰みだ!」と気付ける"ようになることを書きました。
短手数の詰将棋を解いて得られるものは、これだけではありません。
瞬時に「詰みだ!」と気づけるようになるため"だけ"に詰将棋を解くのではないのです。
詰将棋を解くことで勝ちに結び付くほかの理由もたくさんあるので、改めて別記事で書いていきたいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿